(’06年11月〜’09年10月)
’06年から’09年まで、ミニログ造りで遊んだ約3年間の記録です) |
丸ログ組 |
<着工までの経過>
★当初、ログハウスセルフビルドを夢見たが、ログスクールに2年位要す事、更に上さん反対で
断念しミニログで我慢
★輸入マシンカットログも検討したが、自然保護の観点から秩父の山の間伐材の丸ログにした
(しかし価格は割高だ!)
3坪までは建築確認不要・・・ログ壁のみ発注し、基礎工事・配管工事・屋根工事など全て
セルフビルドの計画です
★ログ建築の区切り毎に、このページに記録します |
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1)設計図
・・・ 男の隠れ家、「趣味工房」、だが上さんは「足湯」だと!
@囲炉裏が夢・・・耐火壁や防炎壁を張り巡らし煙突15m
A「足湯」用の風呂釜を設置し温水を床暖房に使う計画
以上の構想で、水周りの配管や「足湯」の耐水工事が課題
Bピロテイなので屋根は簡単、しかしログ組立工事に工夫要す
C一部傾斜地の為、基礎工事に工夫を要す
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平面図 |
敷地写真 |
2)工事計画の作成
@工事計画を作成し、工事の後先や欠落を事前に確認する
A1月末にログ材が入荷予定、基礎工事は1月中に完成させる
Bピロテイを整理しログ材置き場を確保(雨に当らぬ対策)
C設計図から費用を積算(予算内で竣工させる)
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工事計画 |
2.躯体工事
1)ログ組立 (07年1月24日〜2月6日の間でログ壁組立)
1月27日(土)雨天を心配したが、好天に迎えられログ材入荷。
荷卸したログ材を収納場所への運込に、近所のTさん、Hさんが
手伝ってくれ大助かり・・・半日かけて運び込んだ
ログを組立てる前準備が大仕事だった
@ミニログ設置後、H鋼柱の内側塗装が不可。2度塗りの塗装する
A土台部のログ材には防腐剤と防蟻剤を2重に塗布。・・・等々
ログ組の初期の状態(写真右上)の状態が2月2日⇒1週間を要した。 |
この状態にするのが
大変だった!。
写真右側がログ置場
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柱との隙7mm
ベランダや母屋のH鋼
柱の間にピッタリ納
まるサイズで設計した
H鋼の柱との図面上
の隙間は7.5mm
で土台〜最上段
(2.7m)まで隙間の
狂いは2mm以下
に出来た!。
基礎レベルが正確な
証拠!!!
チョッピリ自慢!
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上が建物、3mの通しボルトが後か らは入らぬ。ログ材を3m吊上げ組立。又、ログ材の番号を間違い、組直しをする等々・・・ 奮闘の末、2月5日にログ壁を組上げた。
40〜50kgのログ材と汗みどろで格闘Hさんが時折心配して見に来る・・・だけど1人で組む計画を貫く。
朝7時〜夕18時まで休む暇も惜しみ熱中。
お陰で足や腕は強張り、風邪引き、ビッコ引き自宅へ帰る!。
上さん呆れる!!!
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φ150の丸ログ20段
を組上げ、入口側から
見た写真
鉄骨(H鋼)に囲まれた
場所に注目して!
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傾斜地に建設
下から見上げた写真
土台柱を建てるのに
苦労した!。後日
補強筋交い設置予定
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(写真ー1)
ログの窓から林間に観る富士山毎日が好天で拝山
出来た。 疲れた身体に癒しの眺めだった
(写真ー2)
ミツマタの花がここの土壌に適してるようだ。
早春に美しい花・・・上さんが大好きな花だ! |
(写真ー1) |
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(写真ー2) |
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3.屋根工事ーT(07年3月18日〜25日)
今回の滞在は8日間で、ログの屋根葺きをした。
前回途中だった最上段ログの配線孔明けから工事を開始した。
南側に屋根傾斜を取るのにのログを1本追加し、その上に天井梁と
屋根梁を設置する。屋根勾配に合せた梁の設置に苦慮した。
囲炉裏を造る為の下がり壁や天井押入れを造る為の天井の梁構造
にも、我なりに工夫を凝らした梁構造にした。
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(写真ー3) |
(写真ー4) |
天井を張り、その上に断熱材を入れ、ログ壁の孔を通し配線をした。(写真ー3)は上から、
(写真ー4)は横から撮った写真です。
屋根には隙間が無いようにしたし、換気口を設け、金網を手造りして設置した。
次に、屋根材の下張りにコンパネを張る(今回のログ造りでで唯一の合板使用)。
素人の悲しさ、垂木の間隔がコンパネの幅と合致してない!!!・・・現物合せの追加補強垂木
をあちこちに入れた。出来上がったのが(写真ー5)です。写真で判るように鉄骨が屋根に干渉し
北側の雨仕舞いには、ドーマのように面倒な構造で鉄骨柱を囲まねばならぬ・・・やれやれだ!。
今回の目標は、屋根の防水シート張りまでが目標でしたが、最後の2日間は雨にたたられ、
写真の状況で雨避けのシートを掛けてお仕舞い・・・目標未達になった(‐!‐)残念! |
(写真ー5) |
1月に続き、下の家のTさんが、又一人で滞在していた。社長さんで結構な身分だ・・・熊本の
ご出身で私と馬が合う(^♪^)。
1月の時に打合せした「東屋のテーブル」造りをする。1月に、ご近所で伐採したφ350の檜材
の皮を剥いだものを使う。約4mの丸太を罫引き、幅1200/高さ600のテーブルを、チェーンソー
で加工した。幅1200の丸太半割りも巧く出来、約2時間半で右写真のテーブルを造った。我ながら
上出来だった。この後、Tさんが仕上げのサンダー掛けをし表面をガスバーナーで焼いて遊んでた。 |
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4.屋根工事ーU(07年4月4日〜10日)
4月4日未明、箱根峠は雪、吾一人ログの屋根葺きに向う。
コンパネ張りの屋根にシート掛けの屋根、雨が心配で心配で・・・。
案の定コンパネはグッショリ濡れていた。幸い天気は回復した・・・コンパネが乾くまで配線工事をした後、屋根に防水シートを張る(写真ー1)。その上に、知人紹介のフランス製の屋根材を葺いた(写真ー2)。
問題は、屋根から生えている鉄骨周りの雨仕舞いだ!!!。
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写真ー1 |
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写真ー2 |
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屋根葺きの後、ログ壁に撥水・防腐木質塗料を塗布した。
見栄えが大分良くなった。そして、ログ材にチェーンソーでセトリング溝を加工し、北側のサッシ窓を取り付けた(写真ー3)。
これで雨の吹き込みの心配は無くなった。
天井板は、12.5mmの杉板を使用した(写真ー4)
今回の工事は順調だった!。下のTさんは来てない、定住のHさんが覗きに来るが、ログ造りに専念できた・・・朝6時起き、7時〜18時まで11時間、昼食もそこそこに作業に没頭・・・充実の6日間だった。
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写真ー3 |
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写真ー4 |
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今年の桜は暖冬でチョット変だ!!!・・・と住人が言う。
「富士に桜」のこのビューポイント、例年なら桜の白い花弁で富士山を取り囲むのに・・・今年は、葉っぱの陰で桜がひっそり・・・違和感です。
2枚目の写真は「春蘭」です。庭に4〜5株自生してるんです。
私の宝物です・・・近所の人にも紹介してません・・・採られたら!
・・・と心配です。 |
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5.窓取付工事(07年4月28日〜5月6日)
5月の連休は子供達も会社が休み、家族全員で山ごもり。
丁度八重桜やツツジが見頃でのんびり過すには最適です。
私のログ造りの進度はサッパリ・・・ボイラーや囲炉裏の煙突と、換気扇窓工事(写真ー1) 煙突の断熱材の選定と防火には入念な確認をしました。
南側の小窓工事(写真ー2)のガラスを曇りガラスにした処、上さんは
透明ガラスを所望とか・・・。 |
写真ー1 |
写真ー2 |
そして土間と床のブロック積工事(写真=3)をする。本来ならログの
未塗装部分の塗装や入口ドアーの仮設置等もやりたかったが今回は
ここまでで打ち切り、家族との団欒に時間を取った。
暇を見て、ビニールハウス(写真ー4)を建てた。虫が付きやすい野菜
そしてトマトを植えた。特にトマトは過去巧く出来ないので、今年はこの
ハウスに大きな期待をしている。
伊豆の韮山町は、イチゴ狩りで有名・・・家族揃ってイチゴ狩りに行く。
腹一杯に食べた後、帰りに伊豆JAから野菜苗を仕入れて植付けた。 |
写真ー3 |
写真ー4 |
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6.床・土間工事(07年6月2日〜6月11日)
正味のログ工事期間は3日〜10日です。私一人で箱根滞在、朝5時半に起き、朝6時半〜夕方19時30分頃まで、昼食もそこそこに、ログ造りに没頭しました。本題ですが・・・
(写真ー1)は、床組みです。黒いのは防腐剤を塗布した為です。束もキチンと設置しました(大引けの下に2本入れました)。
(写真ー2)は(写真ー1)の根太の上にコンパネを張り、発泡スチロールの断熱材を入れ、黒い配管は床暖房用の配管です。この床暖房の配管物になるやら?・・・ダメもとの素人工事です。 |
(写真ー1) |
(写真ー2) |
(写真ー2)の上に、30mmの杉板を張ったのが(写真ー3)です。
床ブロック高さやログ材に対する床の高さも設計通りに完成し、隅のモール材等は使わなくても、素人目にはキチンとできた様に見えます。床板と床下との間には隙間”0”と思ってます。
(写真ー4))は、奥から入口側を撮った写真です。
1坪ほどの土間はコンクリートを手捏ねで打ちました。厚さは30〜50mmで割れたらまたやり直そうと薄い厚さに打ちました。その内に、通路だけはタイルでも張ろうかと思ってます。これで、ミニログの本体の”家”はほぼ完成、雨風の心配は無くなりました。 |
(写真ー3) |
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(写真ー4) |
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(写真ー6)は、入口部を外から撮った写真です。ドアーは仮です。
今回の工事はここまでで、次回も早くやりたいな〜・・・。
近所の人が、見に来ます・・・S婆さんもゆっくり滞在しての雑談です・・・皆さん暇で、私が珍しいのです(^♪^)
伊豆市冷川に蛍見物に行きました。源氏蛍の最盛期は6月中旬ですそれは凄い数で見ものです。(写真ー6)はここの主、{玄長さん)の現在研究中のテーマとか。とにかく奇人で、この方にもお会いする価値あり・・・面白いですよ!!。 |
(写真ー5) |
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(写真ー6) |
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7.ベランダ工事(07年7月6日〜7月11日)
嫁の出産の世話をする為、上さんを横浜の息子の家に送る。上さんは暫くの間息子の家に滞在する。独り箱根でミニログ造りにハマる。
正味の工事期間は4日間だ・・・短期間だ!。
今回は、長さ2m出幅1mのベランダ造りをする。(写真ー1)は基礎工事の写真です。一応、地面を掘りコンクリートで固めた。
基礎柱及び根太は全て防腐剤を塗布し黒っぽい色になる。。 |
(写真ー1) |
(写真ー2) |
(写真ー2)は骨組み工事後のベランダを、横から撮ったものです。下屋(テラス)の柱2本が揃ってません・・・後で手直しです(下手くそ)!。
床板は未工事で、コンパネを仮置きしました。
(写真ー3)は下から撮ったものです。アジサイが見頃ですが、ベランダ周りはグチャグチャに植え込みが有り写真が巧く撮れませんでした。
(写真ー4)は上さんが好きな「ねむの花」です。花を沢山付けて清楚で美しい・・・が、この花は夏です・・・ログ建築、大分遅れたな〜!!!。
ベランダ工事は床張りや手摺工事が残ってますが、内装工事も進めねばならず、暖炉やボイラー設置の為の防炎壁工事に移る予定です。。 |
(写真ー3)
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(写真ー4) |
8.ダメ工事(07年7月22日〜7月25日)
孫誕生を待ち横浜滞在だが、嫁さん初産で予定日から遅れる。医者は来週の見込みと云うので、チョット時間を取りログ造りに行く。
今回は短期間なので、持ち越しているダメ工事を行う。
まずテラス柱の不揃いを改修した(写真ー1)・・・前回の(写真ー2)と比較してみて下さい・・・2本の柱、ピタット揃ってるでしょう!!!。
外側には、手摺を設置しました・・・良く判らない?・・かも。 |
(写真ー1) |
(写真ー2) |
(写真ー2)は下がり壁の梁組みです。土間に暖炉と足湯釜を設置するので、排煙対策として天井部分を囲い、内側は防炎壁にします。
次回からは、この壁張りの工事から開始します。
(写真ー3)はブロック工事です。既設下部ブロックに積み増しをして完成させました・・・ブロック積も手馴れてきました。
(写真ー4)は満開のアジサイです。背丈より高く茂り、庭のあちこちに沢山咲いてます。土地に合っていて、挿し木するとどんどん増えました。 |
(写真ー3) |
(写真ー4) |
9.暖炉周りの内装工事(07年8月5日〜8月11日)
盛夏到来!・・・で、上さんも一緒に滞在する。 標高500mの森の中、至って涼しく、クーラー不用のエコライフが出来ます。
内装工事は繊細な大工の腕が必要だ。小さな歪や隙間や疵等に、上さんもうるさい。正確に鋸挽きしないと直ぐに隙間が出来てしまう!。
(写真ー1)は火を使う暖炉や足湯釜の場所の下り壁です。写真では良く判りませんが、細々した隙があり、どう手直しするか検討中です。 |
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(写真ー2) |
(写真ー2)は暖炉・足湯釜・タンクの配置写真です。暖炉は耐火煉瓦で造りたいのですが、現在はブロックです。1度作って様子を見て、良ければ本格的に造り直す計画です・・・趣味の自前工事の特権です。
(写真ー3)は煙突を継ぎ込んだ写真です。暖炉にも煙突を降ろし、2本の煙突が立上がる事になります。
(写真ー4)は庭の川沿いの茂みの中の野生の鳥の巣です。私は”ひよどり”と思うのですが、上さんは図鑑の鳥の色と違うと言います。卵が3個ありツガイの親鳥が抱いてます。近づくと睨み返します。 |
(写真ー3) |
(写真ー4) |
10.暖炉・足湯工事 (07年9月5日〜9月16日)
9月6日台風9号の直撃を受けた!。向い家のベランダ全壊、風倒木多数、そして我が家の庭木も3本倒れた。建設中の”吾がログは健在だ!”雨洩れ屋根の傷み無し、風速40mに耐えると実証された。
(写真ー1)は足湯ボイラー・足湯タンク・暖炉のブロック工事の途中です。仮設置の状態ですが、配置は設計図通り収まりました。
(写真ー2) は床下部の4.5m煙突で、傾斜が緩く煤が溜まるかも・・・この右端から椎直に7.5mの煙突を立ち上げます。 |
(写真ー1) |
(写真ー2) |
(写真ー3)はベランダ工事の写真です。足湯は廃却品の風呂を風呂工事屋さんから貰い、切断して設置しました。「まず一度作成して」、結果を見てダメなら造り直す予定です。足湯用の基礎柱を増やし、根太を入れました。後で足湯周りを断熱材で囲む予定です。
(写真ー4)はベランダを北側から撮った写真です。今回工事した右側の足湯部分は木の陰で見えません。この柱や手摺の丸太は、全て秩父で間伐した檜材です。苦労して皮を剥き乾燥させた代物で、素人のダサイ造りですが、私には愛着がこもったお気に入りです。 |
(写真ー3) |
(写真ー4) |
(写真ー6)はミニログの表札です。ネーミングは色々古風な名前も考えましたが、最後は、判りやすく単純な「童心庵」としました。「童心」はこのHPのコンテンツでもある「少年時代の夢に還る」に拘り、「庵」で爺さんの雰囲気を造り重ねました。上さんは「童楽庵」ではないの?、とか「老遊庵」のレベルと嘲笑してますが、「吾が心知らず」です。
今回は吾独り12日間の長期滞在、、友が遊びに来たり(写真ー6)、下のTさんやS婆さんと懇親等、多々多忙な毎日を過し、更に工事も捗り”格好が付いた”との想いです。11月の”火入れ式”が楽しみです。 |
(写真ー5) |
(写真ー6) |
11.暖炉・煙突工事 (07年10月28日〜10月31日)
10月は東北旅行や家事が重なりrog建築はご無沙汰になった。やっと4日間時間を取った(4日で時間が足りない!)。AM3時起きでj自宅を出発。
(写真ー1と2)は暖炉とボイラーのブロック囲いです。狭い処に窮屈に押込めました。左の流し台は、周りを板囲いしウッデイに仕上げる予定です。
ボイラーと足湯に水を入れポンプで循環させる試験も成功しました。これで何とか火が燃せるようになりました。 |
(写真ー1) |
(写真ー2) |
(写真ー3)は煙突です。桧と2連梯子の間に銀色に光ってる物です。地上高10mです。8mの梯子と比較して下さい。煙突掃除が大変!。周りに高い樹木があり、火災予防の点から高くしました。高所作業で単管の足場は揺れるし、慎重に作業を進めました。次回は火入れ式が出来ます。
(写真ー4)は入口扉です。6月2日の仮ドアーから5ヶ月経ってやっと、杉板無垢材の扉になりました。扉は、埼玉の自宅で作成し、今回持込み設置しましたが、ドアーの歪があり、寸法的にはピッタリでもスムーズでなく、合わせるのに苦労しました。半日掛かってやっと設置出来ました。 |
(写真ー3) |
(写真ー4) |
(11月21日〜26日)
12.足湯ポンプ設置とボイラの火入れ
11月、暮も迫り、上さんと一緒に横浜の息子宅訪問を兼ね小屋に向う(小屋滞在は正味4日間だ!短い!)。前回の工事でボイラーの火が焚ける状態になり、今回足湯の循環ポンプを持込み設置して、早速ボイラに火を入れた!・・・煙突から煙が上がった(^♪^)(喝采)(写真ー1)。しかし大問題発生・・・床工事の際、床暖房配管にビスで疵を付けたと思われ、床からお湯漏れ!・・・床暖房は中止に追い込まれ・・・残念!。次にポンプの揚程不足(5m)で沸かしたお湯を、風呂に汲み上げられない⇒高圧ポンプへの買替えが必要(ポンプ選定ミス)で痛い出費になる。 |
(写真ー1) |
(写真ー2) |
次に暖炉上部に石焼室を設置(写真ー2)。成功の確率は低く、見栄えも悪く上さんは不評の限りだ!。暖炉の火が焚けるのは今回工事のモルタルの乾燥を待って12月だ・・・でも楽しみだ。 今回は上さんも居り住環境に配慮し、安っぽいがシーリングライトを付けた(写真ー3)(右上の黒いのはコンポのスピーカー)。 又自宅でお蔵入りしてたコンポを持込み(写真ー4)、40年前のレコード盤を懐かしく聴いた!。更にTVを持込み配線し、チャンネル合わせをして見れるようにした・・・あ〜あ〜作業効率は全くダメ(涙)。 |
(写真ー3 |
(写真ー4) |
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13.暖炉とボイラ火入れ (12月13日〜19日)
待ちかねた”暖炉の火入れ”をした。
見ての通り不恰好で暖炉などと言えた代物では無い。(写真ー1)は炉前扉を閉めた状態、(写真ー2)は扉を開けた状態です。結果は見事な失敗作になった。まず上部の”石釜”の温度が全然熱くならない!。パンなど焼けそうもない温度だ。次に、煙が暖炉から噴出すのである(写真ー2)。目に沁みて窓を開けねばならない!(換気扇を使っても)。対策を検討するが・・・難しそうだな〜・・・・薪ストーブへの変更を決断すべきかな〜(泣)。 |
(写真ー1) |
(写真ー2) |
下のTさんが朝夕冷かしに来る。そして夜毎に、独り者同士で杯を交した。更に、Iさん御夫婦のお宅にも呼ばれた・・・奥さんの手料理が素晴らしい!。嬉しいが仕事は進まない!。昨晩の深酒、そして夕方には仕事仕舞いになる。Tさん曰く、「なんでそんなに精を出すの?」・・・と!。このミニログの中でも男3人で酒盛りをした。2人揃って、「暖炉はダメだ!、ブッ壊せ」の大合唱だ・・・俺の気持ちは〜泣・涙・シュン!。
流し台を据付けた。水道を引き込み水が使えるようになった(写真ー3)。まだ配管からの水漏れや、蛇口はまがい物だが、住み心地は満点だ!。 |
(写真ー3) |
(写真ー4) |
足湯の試行品が出来てきた。”冷たい温泉水”を注ぎ込む(写真ー4及び写真ー5)。そしてボイラ(薪風呂釜)で沸かす(写真ー5)。ポンプで循環させる・・・チョット温めだが足湯の格好にはなった!。悪爺共は、「露天風呂にせい!」とまた囃す。綺麗なお湯は母屋の風呂にポンプアップする。チョット温めなのでガスで追い炊きをした「温泉薪風呂」を満喫した。少し夢が叶ったが、不経済で高価な風呂には間違いない・・・「道楽風呂」だ〜。
基礎工事からログ組、更には電気工事から配管工事と、我流で一通りをこなした。水周りや暖炉は、素人の悲しさ、反省多々と相成った・・・残念!。
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(写真ー5) |
(写真ー6) |
今年はこれでお仕舞い!。”暖炉”は失敗作、その他諸々仮工事で来年へ持越し!
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14.暖炉の改造と足湯の整備(08年1月31日〜2月4日)
暖炉の失敗作は癪でたまらぬ。そして正月から改造に精をだした!。
(写真ー1)が前回の失敗作、この上部の石窯を解体して、(写真ー2)の板金フードに変更した(石窯は暖炉成功後、再試行の予定)。正月は、埼玉の自宅で、正月の初仕事として板金作業に精を出した。
自宅で作成した暖炉フードを今回持込み、上部1段のブロックを壊し、積み替えて、その上に暖炉フードを設置した。今回はモルタルが乾かないので、次回の火入れでどうなるか!!!・・・楽しみだ!。 |
(写真ー1) ⇒ |
(写真ー2) |
足湯は仮工事のままで年越しした。今回は、温泉水配管の固定・断熱材巻きや、足湯循環配管を接着剤で固定する等、配管を正常化した。
そして、足湯とベランダ床とのレベルを出し正常にした。
(写真ー1)は足湯の奥側のカバーを設置した状態、そして(写真ー2)は足湯をカバーで覆った状態の写真です。まだ残工事で循環配管や給湯配管の断熱材が無く、工事は未了だが、足湯としては充分になった。
ここで沸かしたお湯を、母屋の風呂に給湯し、風呂はガスではなく、薪で沸かした風呂に入浴した。馬鹿各しいが、この達成感と満足感に、「堪えられない喜び」が沸いて来る。足湯は露天風呂にもなるが、女達は足湯が良いと言うだろうな〜・・・「足湯に浸かり富士山を眺める」。ま〜暫らく使ってから考えよう〜。
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(写真ー3) |
(写真ー4) |
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15.暖炉の確認と足湯の整備(08年2月28日〜3月6日)
今回は上さん同伴での小屋滞在になった。作業能率は半減するが〜
まず暖炉が巧く行くかが最大の関心事だ。早速前面カバーの試作品を現合で作製し設置した。 カバーが出来た処で、早速暖炉の火を焚いた(写真ー1)。残念なれど煙をシャットアウト出来ない!!!。室内に煙が立ち込め、刺激臭もあり、上さん”ダメ”の結論だ!。
扉を開いた状態が(写真ー2)です。埼玉の自宅で作製した板金製加熱室を設置した。この加熱室を撤去したり色々と試行錯誤したが結論は”ダメ”でした。恐らく、φ300位の煙突をストレートに立ち上る必要がありそうです。
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(写真ー1) |
(写真ー2) |
加熱室の調子は上々で、(写真ー2)の焼芋はふっくらと美味しく、お湯も直ぐ沸きます。しかし、当初目的のパンやピザを焼くには、薪の火加減が変り易く付きっ切りでないと巧くないと判断され、薪では”ダメ”の結論です。
スッタモンダの挙句、暖炉は撤去し今年の秋に薪スト−ブを入れるとの結論になりました。私としてはすこぶる残念な結論に相成りました。
その他、温泉水や給湯配管に断熱材施工等も終え(写真ー3)、足場撤去も出来て、ミニログ外観はほぼ竣工した格好になりました(写真ー4)。 |
(写真ー3) |
(写真ー4) |
ミニログ建築日記の結果を総括すると、@ミニログは設計通りに巧く竣工した:A足湯や水道や温泉水等の付帯工事もまずまずの出来映えだった。しかし、B床暖房や暖炉等の、欲張った設備の設置は失敗に終った。やはりこれ等の設備はノウハウの塊で、素人が1発で成功させる想いは甘く、煮え湯を飲む結果になったが、いい勉強になり後悔の念は有りません。
まだ、ベランダの残工事や、内装の棚等、残工事は多々あるが、”住める状態”になったので、ここで一区切りを付けます。 |
16.ミニログの床下に”薪置場”設置(08年4月1日〜4月7日)
4月、桜花見で独り小屋滞在。畑を耕し、花見を楽しみ、足湯に浸り富士山を眺め、夜は隣のT氏と酒盛り、ログの工事に手が廻らない。〜が、写真のように、「薪置場」を2日がかりで設置した。少し頑丈過ぎる造りになったが、45cmの薪を奥と手前に2列置けるようにした。薪材は沢山有るが薪割り時間が無く、在庫の薪を保管した。
その他、足湯ベンチや照明等の細々した工事をしたが写真にするまでもなく省略する。
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17.暖炉とボイラ解体(08年9月5日〜9月8日)
ついに失敗作の暖炉を解体する〜名残惜しいが、女達は、「室内に煙が籠るのは我慢できない」と云うし、致し方ない。涙を呑んで解体!。
(写真ー1)は解体前のカバーを外した暖炉。
(写真ー2)は暖炉解体後、(風呂ボイラ解体前)。ボイラは外に移設 |
(写真ー1) |
(写真ー2) |
(写真ー3)は風呂ボイラも解体した後の写真です。この場所には床を張り、新規に「薪ストーブ」を設置する計画です。
(写真ー4)はログの外に風呂ボイラを仮置きした写真です。このボイラと足湯タンクは外置きなので、この後小さな収納小屋を設置します。
1年前から造り始め、試行錯誤しながら約半年をかけ今年の春造り上げましたが、「壊すのはたったの1日」〜儚い夢に終りました。
今後、普通に薪ストーブにします。今回のチャレンジは、「素人のお遊び」ですが色々と教わる事が多く、失敗は楽しい思い出になりそうです。 |
(写真ー3) |
(写真ー4) |
18.ボイラの移設(08年10月2日〜10月6日)
今回の「徒然想」滞在は上さんも一緒で、2日は息子宅の孫に会い、実質3日の工事日です。
さて、先月9月の(写真ー4)と今回の(写真ー1)と何が違う?。いや、大違いなのです。
写真で一寸見る限り、煙突が継ながれた事位ですが、実は大違いなのです。右の(写真ー1)は、足湯漕を180度回転させ、ボイラとタンクと足湯漕の配管を、全面的にやり変えたものです。 |
(写真ー1) |
勿論ボイラと足湯のレベルもし直しました。この状態で足湯にも入れる様になりました。
(写真ー2)は小屋の枠組みを造った処の写真です。ボイラは火を扱う為、火災を予防し壁との距離を慎重に決めました。 (写真ー3)は小屋囲いをしたものです。屋根は不燃材・壁は杉板・足湯側は採光の為透明波板としました。まだ扉工事2箇所が残り、時間切れで次回のお楽しみに持ち越しです。ビッコですが軽作業で、忙しいが神経痛への負担は少い作業でした。
下のT氏とも懇談し、秋の足湯を十分に満喫した滞在でした。
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(写真ー2) |
(写真ー3) |
19.薪ストーブ設置(08年10月23日〜10月27日)
今月2回目の、私独りの”徒然想”滞在です。暖炉が失敗作に終わり、平凡だが”薪ストーブ”に切替へ、また念願の足湯を、”寒くなる前に整備する”が目標です。色々とまだ未完部分がありますが、今回で機能的には使用出来るレベルに漕ぎつけました。
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前回の(写真ー3)と比較し、今回の(写真ー1)は足湯ベランダを拡張した事、及び写真では見えませんが配管の断熱材を捲きました。足湯ボイラをログの外(屋外)に出し、足湯を沸かし、ボイラの周りの温度をチェックしましたが、熱い箇所はなく、火災の懸念は有りません。
次に、薪ストーブの設置(写真ー2)です。小さな中国製の格安薪ストーブですが、火を焚いても煙は全く室内に出ないし、ヤカンのお湯も上々に沸くし、サツマイモを焼きましたが、美味しく出来ました。ま〜当分はこれで良しとしましょう。足湯小屋は”扉の設置”が未完、薪ストーブの周りの”ブロックは剥き出し”で、色々な仕上げ工事がまだ残ってます。 |
(写真ー1) |
(写真ー2) |